賃貸住宅管理業とは

賃貸住宅の賃貸人から委託を受けて、維持保全業務を行ったり、併せて家賃など金銭の管理を行うもの。

もう少し細かく言うと
賃貸住宅管理業とは賃貸住宅のオーナーさんから委託を受けて、点検や清掃その他維持や修繕を行ったり、それらを実施する清掃業者などとの契約を代わりに行ったりすることで、それらの業務と併せて、家賃、敷金、共益費などを管理する業務も管理業務に含まれます。

宅建業との違いは
オーナーさんと入居者の間に入って賃貸借契約を結ぶ手助けをするのが宅建業
その後の入居中、オーナーさんと入居者の間に入ってあれこれするのいわゆる管理会社が行う業務が賃貸管理業です。

家や部屋を借りようとするとき、多くの場合、不動産屋さんに行きますよね。そこで、不動産屋さんに間に入ってもらって、オーナーさんと契約する。これが宅建業。

その後、家賃を直接オーナーさんに振り込んだり、建物に不具合が出たらオーナーさんに連絡するということもありますが、最近ではオーナーさんではなく、管理会社に家賃を振込み、不具合の連絡も管理会社にというケースが多いのではないでしょうか。

これまではこの管理会社に関する登録制度は任意でしたが、令和2年3月6日閣議決定された賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律案によると登録が義務化される予定です。